2022.02.12 Sat
関節固定後のリハビリについて
長期間の関節固定後、整形外科のレントゲン上、完治となり治療が終了となったけど、症状が残っており、改善の兆しがない・・・
なんて方からのSOSも多くいただきます。
骨・靭帯などのメカニカル(構造)に問題が起きた場合、一定期間の損傷部の安静を行い体の修復システムを邪魔しないようにする事が必要です。
次の段階として、損傷組織が運動に耐えられる強さを持ち始めると、メディカルスタッフのもと、再発リスク管理を明確にしたうえで、できるだけ早い時期から患部周辺の運動療法にて、ファンクション(機能)の向上を行う事で、早期回復と後遺症リスクを下げる効果が期待できます。
この段階での運動療法は、痛みを伴う事が多くあり、
この痛みが【回復】へのサインなのか、【再発】へのサインなのかを、メディカルライセンス保持者に判断してもらいながら、継続していく必要があります。
このような症状が停滞しお困りの方は、信頼のおける整形外科医や、運動療法を得意とする理学療法士さんやトレーナーさんに相談してみる事をお勧めいたします。