2026.07.30 Thu
【手稲駅前】熱中症の救急処置「水道水散布法」とは?卓球・バドミントン・冬季競技・水泳に潜む熱中症リスクと緊急身体冷却法
テレビやニュースで連日話題となる「熱中症」。気温の上昇とともに搬送者数や深刻な事態が増加しており、アスリートや部活生、ご家族にとっても他人事ではありません。
当院(札幌市手稲区・ていね駅南口治療室)にも「暑さで頭がボーッとして集中力が切れ、怪我をしてしまった」「練習後に熱が抜けておらず、翌日まで体が重くてパフォーマンスが上がらない」「暑い中で運動をしていて筋肉の痙攣が起こった個所のこわばりが抜けなくて困っている」といったご相談が数多く寄せられています。
実は、熱中症のリスクは「屋外での日差し」だけではありません。競技ごとの特性や練習環境によって、周囲が気づかないうちに深刻な熱中症が進行しているケースが多発しています。
■ 意外な盲点!競技別・酷暑期の熱中症リスク
◆ 1. 窓やドアを締め切る室内競技(卓球、バドミントン、バレーボールなど)
卓球やバドミントンは「風が吹くとボールや羽(シャトル)の軌道が変わってしまう」ため、練習中は窓やドアを閉め切って行うことが一般的です。バレーボール等も締め切った環境で行われることがあります。
さらに北海道では「体育館にエアコンが設置されていない」施設が多く、締め切った室内はまさに高温多湿の温室状態となります。風がないため汗が蒸発せず、体温が全く下がらないまま限界を迎えてしまう危険な環境です。
◆ 2. 初熱の暑さに慣れていない冬季競技の夏トレ(スキー、スキージャンプ、フリースタイル、アルペンスキー、基礎スキー、スノーボードなど)
冬の雪上に向け、雪が降る前の今時期は「雪上に向けた圧倒的な体作り・追い込み」を行う重要なシーズンです。屋外で激しい陸上トレーニングや夏合宿を行いますが、選手自身が「暑さに対する慣れ(暑熱順化)」が不足している状態で過酷な運動を行うため、身体が暑さに負けて急激に熱中症へ陥るリスクが高まります。
◆ 3.「水の中だから大丈夫」と油断しやすい水泳
水泳は冷たい水の中に入るため「熱中症とは無縁」と思われがちです。しかし、激しい運動によって筋肉の温度(筋温)や深部体温は大きく上昇しています。
プールから上がった後、体内に熱がこもったまま(冷えにくい状態のまま)帰宅してしまうことで、翌日に「隠れ熱中症」のような重いダルさが残り、スポーツパフォーマンスが著しく低下してしまうケースが非常に多く見られます。
■ いざという時に命と身体を守る救急処置「水道水散布法」とは?
熱中症によって意識障害を起こして倒れてしまった時、あるいは意識はあっても「身体に熱がこもってどうしても冷えきらない」「頭がボーッとする」という選手に対して、有効で素早い身体冷却法が「水道水散布法(Water Dousing)」です。
◆ 水道水散布法の手順とメカニズム
1. 日陰や風通しの良い場所に移動させ、衣類をゆるめます。
2. ホースやバケツを使い、顔を除く全身(体幹・腕・脚)に水道水をかけ続けます。
3. 水をかけながら、うちわや扇風機で全身に風を送り続けます。
◆ なぜ水道水散布法が効くのか?
水分が気体(水蒸気)へと変化する際に周囲の熱を強力に奪い去る「気化熱」の作用を最大限に利用するためです。
「救急車が到着してから冷やす」のでは遅すぎます。現場で一刻も早く水道水をかけ続け、風を送ることで、脳や内臓をダメージから守る「深部体温40℃以下」へと素早く下げることができます。
また、倒れる前の段階でも「身体に熱がこもりすぎてプレーに集中できない」という選手に対し、休憩時間中に腕や脚へ水をかけて風を送ることで、素早く体温をリセットし、集中力低下による「スポーツの怪我」を予防することができます。
■ 熱中症予防・コンディショニング・怪我の対応は当院にお任せください
ていね駅南口治療室(札幌市手稲区・JR手稲駅南口より徒歩3分)は、スキー競技をはじめとするオリンピックアスリートや日本代表選手を長年サポートしてきたプロのスポーツトレーナーが運営する専門治療院です。
当院では、過酷な夏を乗り切るためのスポーツ医科学に基づいた熱中症対策指導をはじめ、酷暑期に溜まった深い疲労を抜くスポーツマッサージ、パフォーマンスを高めるパーソナルトレーニングを行っております。
また、不必要なスポーツの怪我の治療や早期復帰に向けたリハビリはもちろん、「整形外科や最寄りの整骨院・接骨院に通っても痛みが改善せず困り果てている」という慢性障害(腰痛、慢性腰痛、椎間板ヘルニア、腰椎分離症、坐骨神経痛、膝の痛み、オスグッドなど)でお悩みの方からのご来院も広く歓迎しております。
当院では、公式LINEとお電話にてご予約やご相談を受け付けております。
「練習後に熱が抜けない、身体のダルさが取れない」
「子供が安全に夏合宿や部活動を乗り切れるようにケアしたい」
「治らない怪我や痛みを専門的に診てほしい」
とお悩みのアスリート、保護者、指導者の皆様、まずはお気軽にお問い合わせください!
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